Case05 業務効率化及び残業時間の削減、属人的業務からの脱却による黒字化

業種・業態

運送会社

導入前の状況・課題

  • 合併に伴い、 業務の統合化が急務になっている
  • 顧客別に受注方法がバラバラで、 ルールや管理方法など営業マンの属人的になっており、 有休も取れず、 残業時間も多い
  • 車両管理スケジュールが複雑となっており、 仮受注のキャンセルやミス、 漏れなどにより機会損失が発生。 部門での赤字が 続いている
  • 営業マンが既存顧客からの受注業務で手一杯になっているため、新規顧客開拓に全く時間を割くことができない
  • 輸送部門での業務が属人的になっているため、 業務負担が大きく、 退職率が高い

実施内容

現状分析 業務再構築 ピールオフチーム構築 RPA化推進
1. 各業務の棚卸
2. 業務フローの把握
3. 情報フローの把握
4. 業務阻害要因の特定
5. 各種ツールの確認

1. 業務再構築プラン作成
2. ピールオフ業務の特定
 と標準化方法の策定
3. 情報、 ルールの統一化
4. 各種ツールの修正、
運用 ルール策定

1. 派遣・パートによる
 チーム編成
2. メンバー教育
3. テスト運用の実施
4. 効果検証

1. 単純作業、 ルーチン
 業務のRPAによる
 作業自動化
2. RPA担当者育成
3. RPAの業務フロー、
 ルール の構築

導入結果 ・ 成果

  • 粗利益 導入後3か月で黒字化達成。 以後、 毎月連続黒字化の達成
  • 業務時間: 月600時間の削減。 残業時間: 月150時間の削減
  • コスト: 派遣へのピールオフによる月間100万円のコスト削減。 ピールオフ業務のRPA化により月間210万円のコスト削減。
  • 受注ミス・漏れ発生率:5%の受注入力ミスや漏れの体制から発生率0%へ。